ママと始める最初のお稽古、発育ダンスのメリットとは?

ママと始める最初のお稽古、発育ダンスとは?発育ダンスのメリットについて解説

子どもの脳というのは、0歳~3歳までに、その基盤の80%が完成されるといわれています。ゴールデンエイジ期といわれるこの時期の子どもは、環境で脳が形成されていく、といっても過言ではありません。脳育によいとされている全身運動であるダンスは、ここ数年「発育ダンス」という名で、その時期の子どもの習い事として注目されているのです。

そこでここでは発育ダンスの意味、そしてメリットについて解説します。

0歳児から始める発育ダンスとは?

人間の脳の土台づくりは、0歳児から始まります。ゴールデンエイジ期といわれる、0歳~3歳までの間に、人間の脳は、その約80%がその時期に土台が出来上がるのです。

一般的に、人間の脳細胞は3歳までに急速に発達します。そして6歳までに約90%、発育するといわれているのです。この時期に大切なのは、脳の一部だけを刺激するのではなく、脳全体をくまなく刺激することが脳の土台づくりに大切なのです。ダンスはただ音楽に合わせて体を動かすだけではなく、脳にしっかりとアプローチして五感へ刺激を与える運動です。

子どもの脳の基盤づくりに大切な時期に五感を刺激し、サポートしてくれるダンスを「発育ダンス」と呼び、ここ数年ゴールデンエイジ期の子を持つ方に、子どものお稽古事として注目されているのです。

脳からの伝達経路を増やすダンス

ダンスは脳を構成する神経細胞が、カラダに情報伝達する経路を増やしてくれます。五感が刺激を受けることで脳が活性化され、脳育にアプローチしていくことを発育ダンスといいます。

脳育によい動きが組み込まれている

発育ダンスは脳育によい、カラダの使い方について考えた動きを組み込みます。体を鍛えながら音楽に合わせ、楽しくリズムを取りながらダンスするという内容です。

0歳児の発育ダンスのレッスンは保護所の方(主にお母さま)と一緒に行います。お子さんとママがスキンシップを取りながら、ママが子どもにリズムを伝えて子どもの五感に刺激を伝えていきます。

発育ダンスのメリットについて

発育ダンスはゴールデンエイジ期の子どもにとって、大切なサポートをしてくれるダンスです。子どもの五感が鍛えられる、すなわち脳が活性化して子どもの脳の成長に繋がります。

実際に発育ダンスを通してこんなメリットがあります。

五感が鍛えられる

発育ダンスによって五感が鍛えられると、子どもの集中力や、記憶力をアップさせることが可能です。それと同時に直観力を身に付けられ、危険を回避する力が養われます。人間の動作はすべて脳から出される情報によるものです。その情報はいろいろなものを見たり、触ったりして、脳に記憶され刻まれていくものです。そのスタートは0歳から始まっています。

たとえば0歳児はママのすること、ママにされることがすべて赤ちゃんの人間形成の元となり、脳の土台となるのです。また子どもがダンスをするとき、脳を使ってカラダでその振付を覚えます。子どもにはどちらが右か分からなくても、リズムに合わせてインストラクターが、「右にいきます」と言いながら、動作をします。すると子どもは、「こっちが右なのだ」と覚えていくのです。

こうしたことで五感が鍛えられていきます。たとえば、ママやお友だちと手を繋ぐといった触覚やインストラクターの動きを見てとる視覚、耳で音楽を聴く聴覚など、見て覚えて記憶することで五感が鍛えられるわけです。

体幹力が付く

発育ダンスは、体幹力も身に付きます。たとえばまだトイレトレーニングをしているほどの、2歳児前の子どもはカラダがふにゃふにゃしています。その年齢の子どもにはダンスではなく、逆立ちやブリッジをして、カラダを動かしながら体幹を鍛えるのです。

まだハイハイしかできない0歳児は、ママの太ももを懸命によじ登ることでも体幹力が付くのです。普段無意識にしている行動を実際にしてみることで、子どもに頭を使わせるわけです。こうしてカラダに覚えさせることで脳育にもなり、また体幹も鍛えられます。

筋肉を付けるカラダづくりも、その源は脳からの指令によるものです。そのため発育ダンスは、頭を使うことで体幹にもいい作用をもたらします。

模範力が付く

子どもにとっては人のまねをすることは、非常に大変なことです。しかし人の振りをまねて踊ることで、子どもに模範力が付きます。人の模範になれることはリーダーシップが取れる人間になれることです。体を鍛えるだけではなく人をまねることで、人としての心得や自主性が身に付き、人間形成にも役立つメリットがあります。

運動能力がアップする

脳の土台が急速につくられる3歳までは、いろいろな動きができるようになる時期です。

・カラダのバランスをとる動作
・カラダを移動する
・ものを操作する動きや、力試しの動作

これらを基本に、幼児期に身に着けておきたい、36の基本動作を発達ダンスから覚えられます。柔軟に動作できるようになる、すなわち運動能力のアップに繋がります。

運動能力は持って生まれたものではありません。0歳~3歳までのゴールデンエイジ期の過ごし方によって、個人差が生まれるのです。

心の成長にも良い影響をもたらす発育ダンス

0歳~3歳児は、まだカラダが、思うように動かない年齢です。しかしそれでもリズムにのって、インストラクターの動作をまねてカラダを動かすことは、心の発達にも大きく影響を与えます。現代は一人っ子の家庭も多いため、年の近い子どもと触れ合うことで、子ども同士いい刺激を与えあう機会です。相手の気持ちを思う力なども、ダンスによって養われるのです。

まとめ

ここ数年注目されている発育ダンスは、子どもの脳の土台づくりを大きくサポートしてくれるダンスです。ゴールデンエイジ期といわれる時期に、ダンスによって五感を鍛えることは、カラダに指令を出す脳の発育に大きく影響します。発育ダンスを通して、乳幼児とママとの距離も接近します。お子様の初めての習い事に、ぜひ考えてみてください。

群馬県前橋市の、「PAW Dance Studio」では、2022年4月より0歳児からと2歳児からの発育ダンスクラスを始めます。講師は、ジャズクラスとK-popクラスのインストラクターEIKOさんです。

ダンスでカラダと脳に刺激を与える事で、子どもの脳育をサポートします。体験レッスンは無料です。対象のお子様がいらっしゃる、ご興味をもたれたお母さま、お気軽にお問い合わせください。

 

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